大学通信教育の特徴
◆通信教育による大学教育制度の一番のコンセプトは、社会人が仕事と両立させながら学べることです。大学通信教育制度は、昭和22年に学校教育法によって制度化され、昭和25年には正規の大学教育課程として認可(文部省認可通信教育)されました。実際、社会人の方が大学通信教育を受講なさっています。また、経済的な理由や趣味・教養の一環として大学通信教育を学ばれる方等などの理由で入学される方も多くおられるのが現状です。現在、35大学、19大学院、9短期大学が通信教育を実施(放送大学を含む)しており、全国でおよそ28万人がそれぞれの学習動機に合わせて学んでいます。
◆この大学による通信教育は、通学での大学教育と異なります。社会人が仕事と両立できるような仕組みになっています。大学通信教育の中心的な学習方法は、印刷教材等による授業(自己学習)です。 さらに、印刷教材等による授業だけでは不十分な科目や学習内容もあることから、面接授業(スクーリング)や放送授業(主に放送大学が実施)が行われています。また、インターネットを利用したメディアを利用して行う授業も通信教育の授業形態として認められています。
◆そして、大学通信教育で大学卒業資格を得ると、公務員上求職の受験資格が与えられます。また、大学通信教育で取得が可能な資格には、教員・保育士などさまざまなものがあります。また、司法試験第2次試験・公認会計士試験第2次試験・税理士試験・社会福祉士受験などの国家試験の受験資格を取得することができます。
◆最後になりましたが、大学通信教育の問題は卒業する方が少ないことです。社会人には、仕事や家庭などの理由で多忙です。なんとか、困難を乗り越えて卒業をして欲しいと切に思います。大学通信教育を卒業した暁には、学士の学位を得ることができます。大学通信教育も正規の大学教育ですので、通学課程の卒業生と何ら変わるところはありません。ぜひ、頑張ってください。